元・手出し過ぎママの
まーちゃん先生です🙋♀️
今回は
モンテッソーリ教育で大人がやるべき
観察と見守り
についてお話ししていきます!
大人が手を出しすぎてない?
「なんでも自分でやりたい!」
「でもうまくいかない!」
そんな2歳前後の子どもは
何をするにも時間がかかるーー!!
出かける前にもうクタクタ…
なんてことありませんか?
「早くしてほしいから、つい手伝ってしまう」
「こぼすと大変だから、やってあげた方がラク」
こんな気持ちになるのも
すごーーーくわかります!
実際そうですもん😂
でも…
その“ちょっとした手助け”が
子どもの成長の芽を
摘んでしまう
こともあるって知ってますか?
モンテッソーリ教育が大切にしているのは
観察と見守り
具体的に解説していきますね!
モンテッソーリ教育における大人の役割
モンテッソーリ教育では
子どもは「自分で育つ力を持っている」
と考えます。
(自己教育力といいます)
大人の役割は“教える”のではなく
観察して環境を整えること!
観察したいのはこんな所👇
- 集中している活動
- 繰り返している行動
- こだわり
- つまずいている所

観察と見守りの違い
観察と見守りの違いって
何だと思いますか?
「一緒じゃない?」と思った人も
いるかもしれませんが…
似ているようでちょっと違います👀
- 観察=「子どもを理解するために見る」
- 見守り=「子どもが自分でやるのを待つ」
つまり
観察は「準備(環境づくり)」
に生かす行為
見守りは「実践(関わり方)」
に生かす行為です。
それぞれ詳しく見ていきましょう!
観察が大事な理由
子どもは
「今これをやりたい!」と口では言えません。
その代わりに
行動でサインを出しています。
例えば…
- 服を自分で着たがる
→ 「自分でやりたい」気持ち(運動の敏感期) - 同じ絵本ばかり繰り返す
→ 言葉を吸収している(言語の敏感期) - ひたすらビーズを並べている
→ 指先を使いたい(運動・小さなものへの敏感期)
観察することで
「今、わが子がやりたいことは何か」
が見えてきます!
👀観察の手順
①子どもの姿を手や口を出さずに見る
②行動や表情などの事実を記録する
③必要な環境や援助は何かを考える

…難しそうですよね😇
まずは①の手や口を出さずに見る
ことからやってみましょう!
1日1分、意識するだけでも
子どもの見る目が変わりますよ👀
見守りが大事な理由
子どもが何かをやろうとしているとき
大人が手を出してしまうと
どうなるでしょうか?
はい、イヤイヤしますよね😇
イヤイヤしてたらまだ良くて
「してもらうのが当たり前」になっていたら
今すぐ関わりを見直して欲しいです!!
大人が手を出しすぎると…
「自分でやりたい」気持ちを
尊重してもらえなかったと感じますし
「自分でやった!」
という達成感も奪ってしまいます。
モンテッソーリ教育で大切にする見守りは、
放置ではありません。
困っているときや危険があるときなど
必要な時には援助しましょう。
「できるところは任せる」
「できないところだけ、さりげなく助ける」
そのスタンスが
子どもの自信を育てていきます!
👀見守りの手順
①子どもが「自分でやろう」としているときに
手や口を出さずに待つ。
(失敗も大事な経験!)
②子どもが困っていたら
「手伝おうか?」と必要な援助をする。

まとめ
- 観察は「今、わが子がやりたいことは何か」を知るため
- 見守りは「自分で育つ力を引き出すため」
子どもは「自分で育つ力」を持っています。
大人が 観察と見守り を心がけるだけで
子どもの自信と自主性はぐんと育ちますよ🌱
ちなみに私は保育士ですが
保育は
子どもの姿を見る、記録する
↓
環境を作る、必要な援助をする
の繰り返しです。
(記録が大変だけど必要性が分かるから頑張れます✏️)
保育士としての経験からも
観察と見守りは
子どもの成長を支えるには必須だと感じます!
「やってあげなきゃ」から
「見守ってみよう」へ。
つい口や手が出そうになった時に
このブログで学んだことを思い出して
いただけたら嬉しいです☺️
次回は「観察メモのつけ方」を
もっと具体的にお伝えします✏️
さてさて
今日も公式LINEでアウトプットして
学んだことを定着させていきましょう!
