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【育児がしんどいあなたへ】モンテとの出会いで救われた話

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私はいわゆる
“優等生タイプ”でした。

何でもある程度でき、
無茶しないので、
叱られたこともあまりない。

自分への理想が
高くなっていきました。

でも実際は

学生時代の部活では
コンクールのオーディションに落ちる

保育士として働いてからは
参観日に保護者さんに怒鳴られる

うまくいかないことも
たくさんありました。

そんな時には一人で泣いて、
落ち込み、長年引きずってしまいます。

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だからこそ、
失敗しないように、
慎重に生きてきました。

幼稚園と保育園で6年働き、
育休に入りました。

娘が生まれてからは、
可愛くて可愛くて仕方ない!

愛おしいという感情が
初めて分かりました。

「子育てこそ、
絶対に失敗したくない」
そんな気持ちになりました。

産院の母親教室
市の子育てセミナー

さらには有料の民間講座まで受けて
学ぶことには一切の迷いがありませんでした。

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だけど…

学べば学ぶほど

「で、結局うちの子には
どうしたらいいの?」
 と

迷いは深まっていきました。



ある日のこと。
娘が1歳半の健診でのことです。

その日は
雪がちらつくような寒い日でした。

周りの子たちは

お母さんのお膝に座っているか、
抱っこされて泣いているか。

みんな親のそばにいました。

でも

うちの娘だけが
部屋中を走り回っていました。

私は一人、娘を追いかけ汗だくに。

ヒートテックにセーターを着て行ったのは
間違いでした。

帰宅して着替えながら思いました。

「走ってたの、うちの子だけやったな…
大丈夫かな…」

保育士として、
特性のある子やその保護者さんと
関わってきました。

「周りと比べず、
その子自身を見てあげてください」
って伝えてきたのに。

わが子となると、
周りと比べてる。

なんだか情けなくて、
悲しくなりました。

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こんなに愛おしい娘なのに

このままでは
周りと比べて評価してしまうように
なってしまうのではないか。

「〇〇ちゃんはできてるのに
なんであなたはできないの?」

「〇〇ちゃんみたいにしなさい」

そんなふうに
言ってしまうようになるのかな?

恐怖を感じました。

いつまでも
ありのままの娘を愛せる自分でいたい

今、変わらなくちゃ
そう思いました。


ありのままの娘を愛したいと思っても

実際は
うまくいかないことばかりでした。

児童館で絵本の読み聞かせがあっても
座っていられず絵本の真ん前まで行ってしまう娘

周りの迷惑になるからと
嫌がる娘を抱っこして絵本から引き剥がす私…

ふれあい遊びでは

みんなママのひざに座って
楽しそうに揺られている一方で

気の向くままどこかへ行ってしまう娘

「こっちだよ」という声も届いているのか
わからないまま
ただ後ろを追いかける私…

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娘のやりたいことより
周りの目を優先してしまう

私の行動は正解じゃないと思う

でも
どうしていいかわからない

そんなモヤモヤした気持ちが続いた結果

児童館やイベントに行くのを避けるようになり
お家や公園で遊ぶことが多くなりました。



そんな中
ある日インスタで「おうち遊び」を検索していて
出会ったのが

“モンテッソーリ教育”
でした。

早期教育かと思っていたけれど

「子どもが自分で育つ力を信じる教育」
という言葉に衝撃を受けました。

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今までの私は
大人が教え導かなくてはと思っていました。

子どもは自分で自分を育てているんだ
大人はその力を信じて待てばいいんだ

そう思うと
心が楽になりました。

モンテッソーリ教育の
「信じて、待つ」という考え方は

私のバイブルである
佐々木正美先生の「子どもへのまなざし」でも
大切にされていた考え方でした。

これまでも学んできたはずなのに
いざ母になるとできていなかった。

モンテッソーリ教育を学んで

娘の力を信じて待てるようになりたい
そう思いました。


そこから私は

モンテに関わる本を買い集め

寝かしつけの後やお昼寝の時間など
隙間時間を見つけて

読み漁りました。

モンテの考え方は新鮮で面白く
どんどん読み進められました。

家庭での取り入れ方は
何度も読み込みました。

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「これ娘にぴったりかも」と見つけた遊び
「やってみよう!」と
材料をリストアップして100均へ

早速娘に渡すと
なんと20分以上集中!

こんな力を持っているんだと
びっくりしました。

“悩んだらすぐ検索”
をやめて
“モンテの視点で考える”
ことを選ぶようになってから
迷う時間が減っていきました。



児童館やイベントにも積極的に行くようになりました

娘がウロウロしていても

「何か楽しいことを見つけたのかな?」と
娘の様子を観察するようになりました。

娘の行く先には

小さな虫が歩いていたり
すっぽり隠れられるようなスペースがあったり
触るとカチャカチャ鳴る取手があったり…

今まで私には見えていなかった世界が
そこにはありました。

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これは
他の子と違っていても
「なんであの子みたいにしないの?」
ではなく

「今、娘は何がしたいのかな?」
という目線で見られるようになったから
得られた発見でした。

それからは

不安が減って
焦ることが減って

心穏やかに
娘の“今”を楽しめるようになってきたんです。


モンテッソーリ教育って
敷居が高く感じませんか?

確かに本来は

環境の整った園や学校で
専用の教具を使い
指導されたプロが関わる教育です

でも…

モンテの考え方を取り入れることは
実は誰でもできる。

家にあるもので代用して
遊びを用意することもできます。

モンテの本質を知ることで
子どもの見方がガラッと変わりました

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私は「ちゃんと育てたい」気持ちが強すぎて

いつのまにか “信じる”ことより
“管理する”ことに力を使っていました。

でも、モンテに出会って

「子どもを信じて、待つ」
ことで

こんなにも
心穏やかに子育てできるんだ と知りました。

同じように悩んでいるママパパに

「こういう考え方もあるよ」
と伝えたいです。

完璧じゃなくていい。

できることから始めたら
子どもを見る目は変わる。

だから私は
”ゆる”おうちモンテを発信しています。

モンテを学んで

かけがえのない”今”を
後悔のない時間にしませんか?

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